エルゼビア社は10月10日、Unified Data Model(UDM)を生命科学の研究開発の課題に取り組む非営利組織Pistoia Allianceに寄贈すると発表した。UDMはエルゼビア社が開発した外部データのツールへのアップロードを改善するXMLファイル形式。
Pistoia Allianceは今後、創薬データの保存と交換におけるオープンで無料のファイル形式の開発を目指す。共通のデータ基準がないことが課題となっている創薬研究において、UDMを組織間のデータ共有と統合を容易にする共通モデルとし、創薬研究を加速させ、共同研究におけるデータ共有の障害を克服する。
[ニュースソース]
Elsevier donates Unified Data Model to The Pistoia Alliance, facilitating data sharing and accelerating research in the life sciences - エルゼビア 2017/10/10