PeerJ誌に9月29日掲載された論文"Growth of hybrid open access, 2009–2016"（試訳：ハイブリッドOAの増加 2009-2016年）（pdf:10ページ）を紹介する。
抄録より抜粋
本稿は、先に行われた調査結果（Dallmeier-Tiessen et al.（2010）、Björk（2012）、Laakso & Björk（2016）、RIN（2015））を使用して、2009年から2016年のハイブリッド誌の推移を調査した。ハイブリッドオプションを提供するジャーナル数は2,000誌（2009年）から1万誌（2016年）に増加している。当該期間のOA論文数も8,000本から4万5,000本へと増加していると推定される。特に、欧州の主要な研究助成機関が論文掲載料（APC）支払いを一元的に管理するスキームを導入した2014年以降、明らかな増加が見られる。