NIH電子申請処理システムeRA CommonsのORCID統合(記事紹介)

2017年11月21日

北米・中南米

米国立衛生研究所(NIH)の外部研究部門(Office of Extramural Research)が提供するブログOpen Mikeにおいて、NIHの電子申請処理システムeRA CommonsのORCID統合の取り組みに関する記事を掲載している。以下、記事より抜粋する。

ORCIDの利用者は2012年以降急速に増加し、eRAシステムの利用者数の10倍にも上る。NIHの研究者プロファイルシステムSciENcv (Science Experts Network Curriculum Vitae)  はORCID IDにリンクされるため、略歴の作成を簡単に行うことができる。

eRA Commonsはこのたび、ORCIDとのリアルタイム・リンクを確立し、ORCIDのeRAアカウントとの関連付けが可能になった。

さらにNIH等の助成機関は、負担軽減と影響追跡の改善を図るプロジェクトORCID Reducing Burden and Improving Impact Tracking(ORBIT)に協力し、ORCIDデータモデルを、出版物を超えて履歴書(CV)によくあるデータ要素、すなわち研究助成金、担当講義、発表等に拡張することを検討している。

[ニュースソース]

Teaming with ORCID to Reduce Burden and Improve Transparency - NIH 2017/11/15

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