エルゼビア社は11月20日、地震や台風など「災害」に関する世界の研究動向をまとめた"A Global Outlook on Disaster Science"を公開した。
引用数が最も多かった機関は東京大学で、論文総数でも中国科学院に次いで2番目。論文総数では東北大学が3位、京都大学が4位と続いた。大地震などにたびたび見舞われる日本の研究水準の高さをうかがわせる結果となった。
本報告書はSCOPUSを用いて、2012~2016年に発表された災害研究論文27,000(全体の0.22%に相当)を対象として集計した結果。
[ニュースソース]
A Global Outlook on Disaster Science - エルゼビア 2017/11/20
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災害研究、東大が世界一 - 日本経済新聞社 2017/11/21