10月21日~25日にウィーンで開催されたThe 16th International Semantic Web Conference(ISWC2017)で発表された論文(プレプリント)One Year of the OpenCitations Corpus:releasing RDF-Based Scholarly Citation Data into the Public Domain(試訳:オープン・サイテーション・コーパス:rDFベースの学術引用データをパブリックドメインで公開する)を紹介する。
抄録
学術論文の参考文献リストは、クレジットの帰属を可能にし、個々の研究成果を統合する学術コミュニケーションの中心的要素である。 しかし、これまではRDFや研究者が利用できる機械可読に適した形式の無料利用が可能ではなかった。 この問題を解決するため、オープンアクセス(OA)文献の引用データをオープン・サイテーション・コーパス(OCC)に取り込み、公開されている学術引用データのRDFデータセットを作成した。 本稿では、OCCを紹介するとともに、取り組みから1年間の成果を議論する。
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