高等教育および研究のICT活用と開発を目的としたJisc等6機関によるKnowledge Exchange(KE)は11月28日、提携6か国の連合研究データ基盤の状況に関する報告書 "The evolving landscape of Federated Research Data Infrastructures(FRDI)"(pdf:40ページ)を公表した。
本報告書は、InformAll CICが2017年前半に、KEの委託受け提携6か国(デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、オランダ、英国)の連合基盤を運営する組織に対して行ったインタビュー形式による調査の結果である。
欧州においてはさまざまな国家プロジェクトと並んで、EUDAT、EOSC、OpenAIREなどの連動研究データ基盤(FRDI)が出現している。本報告書は、連合(federated)はどう理解されているのか;FRDIを駆動するもの(プッシュ要因とニーズ対応);基盤運用;データに関連した実践;トレーニングとスキル;課題と障害;成果と影響;欧州オープンサイエンスクラウド(EOSC)に与える影響、について考察する。
[ニュースソース]
The evolving landscape of Federated Research Data Infrastructures - KE 2017/11/28