London School of Economics and Political Science(LSE)ブログに12月4日に掲載された、ツイッターの論文の引用数への影響を表す記事"Academic journals with a presence on Twitter are more widely disseminated and receive a higher number of citations"(試訳:ツイッターで言及される学術誌に掲載された論文は広く流通し、引用数も高い)を紹介する。
本記事は学術誌350誌に掲載された論文がツイッター上でどのようにツイートされ、また引用されているかを分析した結果である。以下、結論部分を抜粋する。
分析の結果から、学術誌がツイッターで恒常的に言及されることは、研究成果の流通と可視性の基本であることは明らかである。ツイッターはオーディエンスを広げ、論文のソーシャルメディアへの影響を追跡するための重要な手段であることを、学術誌は考慮する必要がある。 さらに、これらの結果が示す通り、ツイッターで学術誌を促進する最善の方法は、雑誌のコンテンツ流通に専用の特定アカウントを持つことである。
尚、本記事はAslib Journal of Information Managementに掲載された記事"The presence of academic journals on Twitter and its relationship with dissemination (tweets) and research impact (citations)"(試訳:ツイッターでの学術誌の言及と、流通(ツイート)および研究インパクト(引用)との関係)に基づく。
[ニュースソース]
Academic journals with a presence on Twitter are more widely disseminated and receive a higher number of citations - LSE 2017/12/4