オルトメトリック社は12月12日、2017年のトップ100論文を発表した。1位はランセット誌に8月に掲載された"Associations of fats and carbohydrate intake with cardiovascular disease and mortality in 18 countries from five continents (PURE):A prospective cohort study"であった。
以下、このリストの計算根拠に関し、The Scholarly Kitchenにコメントが投稿されているので紹介する。
・集計結果の96%は、ニュース記事(54%)とツイッター(42%)に帰属している。ブログは3%で、その他ソースはすべてを足し合わせても1%以下である。
・オルトメトリックは本質的に巨大なニュースサイトリストでのニュース報道の測定であり、その他ソースはほとんどない。トップ100の全17ソースのうちの13ソースはわずか0.8%しかない。
・加重なしの場合、ツイッターは82%、ニュースソースは13%、フェイスブック3%、その他ソースは1%以下である。
・トップ100リストは、一つの主要なプラットフォームでの、主要都市にある主要な機関、主要な研究者、主要なジャーナルを主な要因とする、予想可能な組み合わせの結果である。
[ニュースソース]
Which papers got the most attention online this year? - オルトメトリック 2017/12/12
[関連記事]
All the News That Fits — What's Really Driving Altmetric's Top 100 Articles List? - The Scholarly Kitchen 2017/12/13