ORCIDは12月11日、ORCID活用による研究活動分析の負担軽減と透明性向上を目指すORBITプロジェクトの概要を発表した。
ORBITプロジェクトは助成金申請ワークフローの効率化とプログラムデータ収集の簡略化により、研究の厳格性と再現性の促進を目指す。プロジェクトは以下の2つで構成される。
・資金提供者作業部会:データモデル、ポリシー、コミュニケーション・リソースを介して、情報の共有、アクセス、アカウンタビリティが可能な、資金提供者のシステムでの識別子の活用を探究する。
・パイロットプロジェクト:識別子をベースとする実務的プロジェクトであり、資金提供者のシステムでの情報共有の可能性を明示する。
本プロジェクトの立ち上げに伴い、以下の資料を公開している。
・ORCID for Funding Organizations
・Best Practices for Funding Organizations
・Collect & Connect for Research Funding
・Funding Submission System Workflow
[ニュースソース]
ORCID in ORBIT:building Information Infrastructure with Research Funders - ORCID 2017/12/11
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