インドネシアのプレプリントサーバー"INA-Rxiv"が始動

2018年01月12日

アジア・オセアニア 北米・中南米

ネイチャー誌は1月5日付けで、インドネシアの研究に特化したプレプリントサーバーINA-Rxivに関する記事"Indonesian scientists embrace preprint server"(試訳:インドネシアの研究者、プレプリントサーバーの利用に前向き)を掲載した。記事によると、INA-Rxivは2017年8月に立ち上げられ、12月5日に目標である1,500本に達した。

arXivなどプレプリントサーバーの多くは特定の学術分野を対象としているが、INA-Rxivは複数の分野を対象とし、言語もバハサ・インドネシア語と英語を受け入れている。研究の包括性と透明性を高める無料のオープンサービスを提供する非営利組織Center for Open Science(COS)の旗艦プラットフォームOpen Science Frameworkと提携し運営される。

プレプリントサーバーに投稿された論文はGoogle Scholarで自動的に索引されるため、国際的科学コミュニティであまり知られていないインドネシア研究に注目してもらうことを狙いとしている。

[ニュースソース]

Indonesian scientists embrace preprint server - ネイチャー 2017/1/5

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