オープンソースの学術出版ソフトウェアを開発する複数大学によるイニシアチブPKP(Public Knowledge Project)は1月5日、関係者間の協力によるOA出版の可能性を考察した報告書"Open Access Publishing Cooperative Study"(Final Report:7ページ)を公開した。
本報告書は、分野、国・地域のイニシアチブ、地域モデルなどの関係者間の協力による学術出版が購読料に基づく出版モデルから持続可能なOA出版モデルに移行する手段となりうる可能性を2年間にわたり調査したもの。(a)3つの事例研究、(b)出版業界/図書館への調査とインタビュー、(c)出版インターンシップ、(d)多数のオープンジャーナルシステムに関連する技術開発について考察した。
[ニュースソース]
Open Access Publishing Cooperative Study: Final Report - PKP 2018/1/2