1月25日、J-GLOBAL foresightに 科学技術振興機構(JST)開発の新たな分析手法の一つである"Mapping Science"を追加した。
従来のサイエンスマップは論文間の引用・共引用関係に基づいてマップ化する方法がほとんどだった。例えば現在ファンディングされている(競争的資金による)プロジェクト情報などの異種の情報を同一のマップ上に表示することはできない。また発表されたばかりの論文には十分な数の被引用がなく、マップ化することが難しいという問題も存在する。
"Mapping Science"はニューラルネットワークによる自然言語処理技術を駆使するため、引用情報の必要がない、ファンディング情報と科学技術文献等、異種の情報を同一のサイエンスマップ上に構築する手法である。
[ニュースソース]
Mapping Science - JST 2018/1/25