テイラー&フランシス社は1月30日、Code Oceanとの提携を発表した。Code Oceanは学術ジャーナルや会議予稿集に記載されたコードを簡単に発見・共有し、走らせることができるクラウドベースのコンピューターによる再現性プラットフォームを提供する。
この提携により、Code Oceanウェッジが埋め込まれている論文のページ内でコードを走らせて、データを再現・複製し、結果を立証・検証することが可能となる。
F1000ResearchもCode Oceanプラットフォームと提携しており、5つの論文に同社のウェッジが採用されている。
また、ネイチャー誌1月30日付け記事"Data visualization tools drive interactivity and reproducibility in online publishing"(試訳:データ可視化ツールにより、オンライン出版の双方向性と再現性を促進)では、オンライン論文での双方向性・再現性を追求するツールを取り上げ、Code Oceanのほか、新しいデータの継続的な更新が可能な可視化ツールPlotlyを紹介している。
[ニュースソース]
Taking the journal article to the next level:taylor & Francis partner with Code Ocean - Code Ocean 2018/1/30