スイスのOA出版社Frontiers社はこのたび、Figshareと連携し、Frontiersデータポータルを構築した。この連携により、論文に含めることができる補足データの種類が拡大し、研究データの可視化、発見性、引用、および共有が向上する。このサービス利用による著者の費用負担はなく、助成機関と研究機関の要件であるオープンFAIR（Findable, Accessible, Interoperable and Re-usable；発見・アクセス・相互運用・再利用が可能）データに対応できる。
補足データはFrontiersプラットフォームでアップロードし、論文が出版されると、Figshareに自動転送される。スプレッドシート、画像、グラフ、動画等を表示するウェッジから、直接可視化されるため、論文の読者は補足データを簡単に閲覧することができる。すべてのデータが Frontiersデータポータルで閲覧可能である。
[ニュースソース]
Frontiers Partners with Figshare to Promote Open Data － Digital Science 2018/2/21
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