科学技術振興機構(JST)は、4月2日、ライフサイエンスデータベース統合推進事業(統合化推進プログラム)における、2件の新規研究代表者および研究開発課題の決定を発表した。
統合化推進プログラムは、研究データの統合的な活用を図るため、日本の生命科学研究などによって産出された研究データを広く収集するデータベースを対象とし、より多くの多様な研究者にとってより価値のあるものへと発展させる研究開発を推進するものである。今回選定した2件の新規研究代表者および研究開発課題は以下の通りである。研究開発期間は最長5年間で、2018年4月1日以降に開始予定。
・有田 正規(情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所 教授)「物質循環を考慮したメタボロミクス情報基盤」
・石濱 泰(京都大学 大学院薬学研究科 教授)「プロテオームデータベースの機能深化と連携基盤強化」
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[ニュースソース]
科学技術振興機構報 第1309号 - 科学技術振興機構(JST) 2018/4/2