NICT、アストラゼネカ社と共同でAIを活用した自動翻訳システムの開発を実施

2018年04月20日

日本

情報通信研究機構(NICT)は、4月17日、バイオ・医薬品のグローバル企業であるアストラゼネカ社と、自動翻訳システムの共同研究に関する実施契約を締結したと発表した。今後、両者で医薬業界に特化した精度の高い自動翻訳システムを開発する。

近年、人工知能(AI)を活用した翻訳サービスの導入が各業界で検討されている。製薬業界においても、日本と海外の国とが同時に治験を実施する国際共同治験が主流となってきており、迅速かつ適切な翻訳へのニーズが高まっていることが背景にある。

[ニュースソース]

業界初、人工知能を活用した医薬業界向け自動翻訳システム アストラゼネカと情報通信研究機構(NICT)で共同開発を実施 ― NICT 2018/04/17

[小欄関連記事]

2017年09月12日 総務省とNICT、「翻訳バンク」の運用を開始