NISO、異なるシステム間の論文転送を容易化する推奨指針策定プロジェクト立ち上げへ

2018年05月16日

北米・中南米

米国情報標準化機構(NISO)は、5月9日、パブリッシャーやプレプリントサーバーで用いているシステム内、あるいは異なるシステム間で、論文を容易に転送するための共通方法を構築するプロジェクトを立ち上げたと発表した。

NISOは、MECA※が推進してきた、システム間の論文を移動するプロセスの簡素化や業界全体で適用可能なプロトコルの策定を行っていくという。

※Manuscript Exchange Common Approachの略称で、HighWire、Aries、eJournalPress 、Clarivate Analytics、PLOSが主催するワーキンググループのこと。

[ニュースソース]

NISO Launches New Project to Facilitate Manuscript Exchange Across Systems ― NISO 2018/05/09