スウェーデン国内の大学、政府機関、研究機関など85機関からなるBibsam Consortiumは、5月16日、エルゼビア社との契約を更新しないと発表した。
スウェーデン政府が掲げる2026年までのオープンアクセス(OA)化実現のために、Bibsam Consortiumは、コンソーシアム所属メンバーの論文のオープン化や、参加機関によるすべてのエルゼビア社論文へのアクセスなどを求めていたが、エルゼビア社がこれに応じなかった。これにより、Bibsam Consortiumの所属機関は、6月30日以降、エルゼビア社発行の論文にアクセスできなくなる。
[ニュースソース]
Sweden stands up for open access – cancels agreement with Elsevier ― National Library of Sweden2018/05/16