NISTEP、産業界で必要なスキル・能力の獲得について-管理職4,000人の意識調査より-(報告書

2018年06月06日

日本

NISTEP(科学技術・学術政策研究所)は、5月31日、「産業界で必要なスキル・能力の獲得について-管理職4,000人の意識調査より-」を公開した。

この調査は、産業界における人材育成等についての意識や実態を把握し、今後の科学技術政策の推進に資する基礎データを得るためのもの。調査対象は、日本国内企業の常勤管理職4,000人(男性 3,847 人、女性 153 人)。

知見として、以下他が挙げられている。

  • 最終学歴が大学院卒の者(n=498)は、「一般社員時代」の業務に役立ったスキルとして、「研究力」「強みとなる専門知識」「職場における最新技術等への適応力」「数理・データサイエンスに関する知識」を挙げる割合が高い。
  • 産業界の管理職が獲得または増強したいと感じるスキル・能力の上位3項目(選択回答)は、「ビジョン・政策立案力」「部下(後輩)の管理・育成能力」「リーダーシップ」であった。

要旨(pdf: 全2ページ)

概要(pdf: 全6ページ)

報告書全文(pdf: 全58ページ)

[ニュースソース]

産業界で必要なスキル・能力の獲得について-管理職4,000人の意識調査より-[調査資料-273]の公表について ― NISTEP 2018/05/31