6月10日、ArXivに"Collaboration Diversity and Scientific Impact"と題したプレプリントが掲載された。これは、1965年から2015年の間に発表された、著者の所属情報と関連する3,290万件の論文を対象に、共同研究と研究成果の関係を調べたもの。
主な知見として、共同研究は、起点となった1965年の47%に比べ、2015年は74%と全体の2/3に増加していること。参加機関あるいは所属機関の異なる研究者が多い多様性(diversity)の高い共同研究の方が、小規模でもイノベーティブな研究を創出する可能性が高いことなどが示されている。
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[ニュースソース]
Collaboration Diversity and Scientific Impact― arXiv 2018/06/10 (accessed 2018-06-19)