NISTEP(科学技術・学術政策研究所)は、6月26日、企業における博士号保持者の有無がプロダクト・イノベーションやプロセス・イノベーションに与える影響を分析した「博士号保持者と企業のイノベーション:全国イノベーション調査を用いた分析[DISCUSSION PAPER No.158]」を公表した。分析に用いたのは、NISTEPが実施した第4回全国イノベーション調査(2015年実施)の個票データ。
主な分析結果として、博士号保持者が在籍している企業は非在籍企業に比べ、プロダクト・イノベーション実現確率が11ポイント、プロセス・イノベーション実現確率が7~8ポイント高かった。しかし小規模な企業ではプロセス・イノベーションの実現効果がないなど企業規模による差もみられた。
要約(pdf: 全1ページ)
報告書全文(pdf: 全32ページ)
※以上、NISTEP(accessed 2018-06-28)
[ニュースソース]
博士号保持者と企業のイノベーション:全国イノベーション調査を用いた分析[DISCUSSION PAPER No.158]の公表について― NISTEP 2018/06/26 (accessed 2018-06-28)