BEUC、主要テクノロジー・インターネット企業のプライバシーポリシーのGDPR準拠状況に関する調査結果を公表(報告書)

2018年07月19日

北米・中南米 ヨーロッパ

BEUC(European Consumer Organisation、欧州消費者機構)※は、7月4日、欧州大学院(European University Institute)と、主要テクノロジー・インターネット企業のプライバシーポリシーのGDPR準拠状況を調査した" CLAUDETTE meets GDPR"を公表した。

調査は、欧州大学院が開発している、AIを活用したプライバシーポリシー自動評価システム"Claudette"を用いて行われた。調査対象は、Google、Facebook(Instagram)、Amazon、Apple、Microsoftなど全14社のプライバシーポリシー。

全3,659 文(8万398 語)を調査した結果、全体の11%(401文)に不明瞭な文言が含まれ、33.9%(1,240文)に問題になりうる文言が含まれる、あるいは情報提供が不十分と判定され、GDPRに準拠したプライバシーポリシーは1件もなかったと結論付けた。

※ベルギーのブリュッセルに本拠地を構える非政府組織。設立は1962年。

本文(pdf: 全64ページ)

以上、BEUC(accessed 2018-07-12)

[ニュースソース]

Research suggests privacy policies of leading online companies do not fully respect GDPR ― BEUC 2018/07/04 (accessed 2018-07-12)​