欧州オープンサイエンスクラウド(EOSC、European Open Science Cloud)パイロットプロジェクトは、7月18日、2018年度後半期のTo-Doリストを掲載した。これは、EOSCの実現に向けて、第3四半期及び第4四半期に行う活動や取り組みを示したもの。
第3四半期に取り組むものとして、EOSC Rules of Participation(試訳:EOSC参加規則)のドラフト作成と検証、EOSC の核となるコンポーネント(共有リソース、プラットフォーム、コンプライアンスの枠組み)の組織化および運用化、FAIRデータアクションプランの開始などを示している。
第4四半期に取り組むものとして、欧州研究者向けサービス(EOSCサービスカタログ、EOSCポータル)の開始、データセット向け共通メタデータ、サービス向け共通メタデータ仕様の策定、EOSCポータルのプロトタイプ構築などを示している。
[ニュースソース]
EOSC To-Do List For The 2nd Half Of 2018― EOSCPilot 2018/07/18 (accessed 2018-07-27)