Routledge社が発行するEducational Psychologyに、7月26日"Dividing attention in the classroom reduces exam performance"(試訳:講義における注意散漫が試験評価を低下させる)と題した論文が掲載された。これは、118名の学生を対象に、スマホ、ノートPC、タブレットなど、インターネットに接続された電子機器の利用と成績の関係を調べたもの。
講義中の電子機器の使用を半数の学生に許可、残り半数の学生には禁止した。その結果、講義内で実施される簡単なテストの成績には影響がなかったが、学期末テストでは電子機器の使用を許可された学生は、注意散漫が長期の記憶を減少させ、そうでない学生に比べ、平均成績が少なくとも5%低かったという。
Dividing attention in the classroom reduces exam performance(pdf: 全16ページ)
[ニュースソース]
Dividing attention in the classroom reduces exam performance ―Educational Psychology 2018/07/26(accessed 2018-08-03)