JPCOAR（オープンアクセスリポジトリ推進協会）は、8月7日、「統合イノベーション戦略についての見解」を公開した。これは、2018年6月15日に閣議決定された「統合イノベーション戦略」の「第2章 知の源泉（2）オープンサイエンスのためのデータ基盤の整備」に関するJPCOAR の見解を示したもの。
「統合イノベーション戦略」は同協会と密接に関わる戦略であり、研究成果の公開と流通という同協会の使命と合致するとしながらも、一般化して描かれているために具体的なアクションとそれを担う主体が明確でないと指摘。
本見解では、オープン・アンド・クローズ戦略の中でオープンの部分を担うJPCOARが優先的に取り組む事項を具体的に記している。同協会の大部分を占める大学図書館だけでは困難な研究データの保存・管理については連携の必要性を説き、オープンアクセス・オープンサイエンス推進のための中長期計画を策定し活動を進めるという。
見解はこちら（pdf：全2ページ）
［ニュースソース］
統合イノベーション戦略についての見解 ― JPCOAR 2018/08/07 (accessed 2018-08-08)
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