Nature誌は、8月9日、"India cracks down on plagiarism at universities"と題する記事を掲載した。これは、インドで初めて導入された、大学での剽窃行為を検出、罰する規則について報じたもの。
インドではこれまで、剽窃行為を行った者への罰則については、各機関の裁量に任されていた。
この規則では、剽窃行為を「他人の著作やアイデアを自分のものとし、それを自分のものとして渡すこと」と定義。不正の度合いに応じた罰則規定(論文の取り下げ、解雇、除名)や、剽窃を検出するソフトウェア導入の義務化などが盛り込まれている。
この規則は、7月23日から、インドの867の大学および関係機関に適用された。
[ニュースソース]
India cracks down on plagiarism at universities ― Nature 2018/08/09 (accessed 2018-08-10)