GDPR施行後、EUのニュースサイトにおけるサードパーティCookieの使用が大幅減少(記事紹介)

2018年08月23日

ヨーロッパ

Bleeping Computerに、8月19日、"Number of Third-Party Cookies on EU News Sites Dropped by 22% Post-GDPR"(試訳:EUのニュースサイト上のサードパーティCookie※の数が、GDPR施行後には22%減少)と題する記事が掲載された。

これは、オックスフォード大学ロイター研究所(Reuters Institute at the University of Oxford)が、英国、フランス、ポーランドなど7か国におけるGDPR(一般データ保護規則)施行前(2018年4月時点)と施行後(2018年7月時点)の200件のニュースサイトのCookieの利用状況を調査したもの。

ニュースサイト1ページあたりに利用されるサードパーティCookieの数は、GDPR施行後、平均22%減少。英国のニュースサイトの使用が大幅に減少(45%減)した一方で、ポーランドのニュースサイトは20%増加したことなどが示されている。

※アクセスしたWebサイトと同じドメイン名のからのCookieを「ファーストパーティCookie」、異なるドメインからのCookieを「サードパーティCookie」と呼ぶ。

[ニュースサイト]

Number of Third-Party Cookies on EU News Sites Dropped by 22% Post-GDPR ― Bleeping Computer 2018/08/19(accessed 2018-08-21)​