Scholarly kitchenに、8月20日、"Rival Ecosystems:the Increasingly Porous Boundary between Institutional and Consumer Markets"(試訳:ライバルエコシステム:徐々に霞んでいく機関向け市場と消費者市場間の境界線)と題する記事が掲載された。
本記事では、Ithaka S + R Library Acquisition Patterns project(試訳:Ithaka S+R図書館の資料購入パターンプロジェクト)データの分析から、Amazonが学術図書館にとって重要な図書サプライヤーになっていると指摘。
Amazonが消費者向けに洗練させてきた配達スピード、価格設定、顧客サービスなどは、法人(機関)顧客にも重視されていることや、要求のハードルが高い消費者向けサービスを機関向けに転換することは容易であることを挙げ、ProQuestやEBSCOなど機関向けサービスサプライヤーがAmazonへの対応を迫られるだろうと述べている。
[ニュースソース]
Rival Ecosystems:the Increasingly Porous Boundary between Institutional and Consumer Markets ― Scholarly kitchen 2018/08/20 (accessed 2018-08-28)