科学者によるいじめの代償、ポリシー導入が歓迎される一方で検討が不十分との指摘も(記事紹介)

2018年08月31日

ヨーロッパ

Nature誌に、8月17日、"Top geneticist loses £3.5-million grant in first test of landmark bullying policy"(試訳:トップ遺伝学者がいじめポリシーの初適用により350万ポンドの助成金を失う)と題する記事が掲載された。

英Wellcome Trustは、2018年6月に、いじめとハラスメントに関するポリシー(Policy on bullying and harassment)を導入。その初の適用事例が報告された。

本記事では、いじめの認定によって該当者が巨額の研究費を失ったこと、事件の詳細が十分に公開されていないこと、同様のポリシーの導入が歓迎される一方で要件の検討が不十分であることなどを、各機関のコメントを交えながら紹介している。

[ニュースソース]

Top geneticist loses £3.5-million grant in first test of landmark bullying policy ― Nature 2018/08/17 (accessed 2018-08-28)