NSF(米国立科学財団)は、9月19日、助成金受給者によるハラスメントが発生した際、所属機関にNSFへの報告を義務化することを明記した規約(terms and conditions)を公表した。
規約には、NSFが助成した主任研究者または共同主任研究者がハラスメント(セクハラや性的暴力など)を犯した場合、ハラスメントやその調査に関連して主任研究者または共同主任研究者を休職させたあるいは行政処分を行った場合、所属機関がNSFに報告することが盛り込まれている。
また、ハラスメント被害を報告するためのオンラインポータルの構築も行うとしている。
[ニュースソース]
NSF announces new measures to protect research community from harassment ― NSF 2018/09/19 (accessed 2018-09-20)