ACSとElsevier社、ドイツに続き、米国でResearchGateを提訴

2018年10月12日

北米・中南米

米国化学会(American Chemical Society、ACS)とElsevier社は、10月2日、研究者向けソーシャルネットワークResearchGateを提訴したと発表した。本件は、ACSとElsevier社が、ResearchGateに著作権法違反の責任を問うもの。

ACSとElsevier社は、2017年10月にドイツでも同様の案件でResearchGateを提訴、現在も係争中である。今度は、米国のメリーランド地区連邦地方裁判所に申し立てた。

ACSとElsevier社が参加するCRS(Coalition for Responsible Sharing(試訳:出版社などによる連合))は、ResearchGateによって、400万件以上の論文記事の著作権が侵害されており、現在も増加中であると主張。また、ResearchGateが著作権で保護された論文記事をプラットフォーム上で公開しユーザーを獲得、そこに広告を掲載することで収入を得ていると指摘。米国で広く普及している点を考慮して、今回の訴訟に踏み切ったという。

[ニュースソース]

ACS and Elsevier ask US courts to address ResearchGate's copyright responsibility ― Coalition for Responsible Sharing (accessed 2018-10-10)

Publishers Escalate Legal Battle Against ResearchGate ― INSIDE HIGHER ED 2018/10/04 (accessed 2018-10-10)

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