Scholarly Kitchenは、11月1日、"Guest Post: Help TRANSPOSE Bring Journal Policies into the Open"(試訳:ゲストポスト:TRANSPOSEがジャーナルポリシーのオープン化を促進する)と題する記事を掲載した。これは、オープン査読、共同査読(co-reviewing)、プレプリントなどに関するジャーナルポリシーのデータベース構築を目指すイニシアチブTRANSPOSE (TRANsparency in Scholarly Publishing for Open Scholarship Evolution) を紹介したもの。
本記事は、TRANSPOSEの活用シーン、同様のサービスを提供するSHERPA/RoMEO※で補いきれない点、ジャーナルポリシーの一貫性の欠如や曖昧さなどを紹介。同イニシアチブの取り組みが、編集者、出版社、著者の負担軽減、コンプライアンスの遵守、各ポリシーの改善に役立つことなどを示し、最後にジャーナル編集者などに協力を呼びかけている。
なお、ジャーナルポリシーは、Googleスプレッドシートで管理されており、TRANSPOSEのWebサイトを通じて誰でも編集できる。
※英JISCが管理・運営する、世界中の出版社のOA(オープンアクセス)ポリシー、著作権ポリシーなどを集約、分析したWebサイト。
[ニュースソース]
Guest Post: Help TRANSPOSE Bring Journal Policies into the Open ― Scholarly Kitchen 2018/11/01 (accessed 2018-11-02)