OA出版物は、アクセス制限付きの出版物と比べ、ダウンロード数、利用数、引用数が多いとされる。しかし、出版社、助成機関、著者がその確かな証拠となる情報を得るのは容易ではない。
BIGSは、この問題に取り組むために、アンドリュー・メロン財団の支援を受けて、KU research、ミシガン大学などの研究者と共同でプロジェクトを実施。OA電子ブックの利用状況の把握における課題、その解決策の明示化、およびコミュニティーによる議論を通じた問題解決の枠組みの提案を目的としている。
本ホワイトペーパーは、OAモノグラフ利用状況データ収集の必要性、データ収集におけるさまざまな課題、利用状況データの収集先、収集方法の現状などを示し、最後に、OAモノグラフの利用状況データ収集の枠組み構築における原則などを示している。
Building a Trusted Framework for Coordinating OA Monograph Usage Data(google document: 全33ページ)
※以上、BISG (accessed 2018-11-08)
[ニュースソース]
BISG Releases Draft White Paper on Open Access Ebook Usage ― BISG 2018/11/05 (accessed 2018-11-08)