Sustaining the Knowledge Commonsは、"Elsevier in 2018: decrease in number of fully OA journals"（2018年のElsevier社、完全OAジャーナルの数が減少）と題する記事を公開した。
本記事によると、Elsevier社は2017年時点で、学協会や大学をスポンサーとして、APC（論文掲載料）を徴収しない完全OA（オープンアクセス）ジャーナル416誌を出版していた。しかし、2018年は、88誌（約21％）のジャーナルが学協会や大学に戻り、Elsevier社が出版する完全OAジャーナルの数は、328誌に減少したという。
本記事は、そのほかに、2013年から2018年までのElsevier社におけるOAジャーナルの推移を示した棒グラフ、2018年のAPC徴収有りと徴収無しのジャーナルの割合を示す円グラフなどを掲載している。また、調査に使用したデータ源も公開している。
［ニュースソース］
Elsevier in 2018: decrease in number of fully OA journals ― Sustaining the Knowledge Commons 2018/12/13 (accessed 2018-12-17)