フィンランドの大学、研究機関、公共図書館のコンソーシアムFinELibは、12月14日、Taylor & Francis社、Wiley社との契約交渉が難航していると発表した。
FinELibは、コンソーシアムの総コストを増やすことなく、学術ジャーナルの購読およびOA(オープンアクセス)出版を行えるようにすることを目標にしている。一方、Taylor & Francis社、Wiley社はそれに応じず、契約額を引き上げてきたという。
現在の契約は2018年12月31日で終了する。FinELibは、最終的な目標は、購読ジャーナル、ハイブリットジャーナルを完全OAジャーナルへと進化させることであると述べた。
[ニュースソース]
FinELib's negotiations with Taylor & Francis and Wiley:A challenging situation ― FinELib 2018/12/14 (accessed 2018-12-18)