市民権を得た化学分野のプレプリントサーバー(記事紹介)

2019年02月05日

北米・中南米 ヨーロッパ

米国化学会(American Chemical Society、ACS)が運営するニュースサイトChemical & Engineering News (C&EN)は、1月19日、"Chemistry preprints pick up steam"(試訳:化学分野のプレプリント、順調な滑り出し)と題する記事を掲載した。

本記事は、アイデアの出し抜きに対する懸念、化学分野には不必要など、開設前の研究者の意見に反して、化学分野のプレプリントサーバーへの投稿が増加していると紹介。2017年に開設したACSのChemRxiv、Elsevier社のChemRNという2つのプレプリントサーバーへの投稿が約1年半で2,300件に達したという。

プレプリントに投稿することで発表年月日を確定できる、Twitterなどを通じて注目される、出版社からジャーナルへの掲載依頼がくるなど、研究者が語った利点なども紹介している。

[ニュースソース]

Chemistry preprints pick up steam – C&EN 2019/01/19 (accessed 2019-01-31)

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