COARとSPARC、「優れた学術コミュニケーションサービス実践のための原則」を公表

2019年02月06日

北米・中南米 ヨーロッパ

COARとSPARC、「優れた学術コミュニケーションサービス実践のための原則」を公表

COAR(Confederation of Open Access Repositories、国際オープンアクセスリポジトリ連​合)とSPARC(Scholarly Publishing and Academic Resources Coalition)は、1月29日、"Good Practice Principles for Scholarly Communication Services"(試訳:優れた学術コミュニケーションサービス実践のための原則)を公開した。

COARとSPARCは、2017年に、科学および学術コミュニケーションにおける少数のステークホールダーによる独占問題およびその問題解決のための協調に関する声明を発表している。

その声明にのっとり、サービスが透明かつオープンであるべきことの再認識および学術を支援することを目的に、学術コミュニケーションサービスの実践に適用すべき事項を本原則で示している。

サービスにおけるガバナンスの強化、プラットフォーム構築におけるオープンAPIの提供あるいは国際標準の適用、データ収集における要件など7つの原則とその解説が記されている。

[ニュースソース]

Building a Sustainable Knowledge Commons― COAR 2019/01/29 (accessed 2019-02-04)

Elsevier acquisition highlights the need for community-based scholarly communication infrastructure ― COAR 2017/09/06 (accessed 2019-02-04)