Publishers Weeklyは、2月14日、米国のNational Writers Union(全米著述業組合、NWU)が図書館スキャンプログラムに抗議したと発表した。
NWUは、合法的に入手した図書をスキャニングしDRMで保護し貸し出すCDL(Controlled Digital Lending)に抗議。
「国際法、国内法において合法だと思い込んでいるCDL推進者らが、善意の図書館員、アーキビスト、読者に誤解を与えている」と主張しており、米国内外36組織が署名した声明"An appeal to readers and librarians from the victims of CDL"(試訳:CDL被害者から、読者および図書館員へアピール)を示した。
[ニュースソース]
Publisher, Author Groups Protest Library Book Scanning Program ― Publishers Weekly 2019/02/14 (accessed 2019-02-18)
NWU denounces "Controlled Digital Lending" ― NWU 2019/02/13 (accessed 2019-02-18)