Nature社、”Nature Index 2019 Japan”を公表

2019年04月01日

日本

Nature社は、3月21日、"Nature Index 2019 Japan"を公表した。

"Nature Index 2019 Japan"と題する本報告書は、1) 日本の国際共同研究、研究における性差、産学連携における課題などをまとめたNature Index 2019 Japan、2) 分野、機関別の国際MCS(Multilateral collaboration score)ランキングを示したNature Index 2019 Japan tables、3) 機関プロフィールから構成され、無料でアクセスできる。

日本の状況について、海外との協力関係強化を図るための資金の重点配分が身を結び始め、国際共著論文の割合が増加しているものの、世界的な研究の発表は2012年1月から2018年10月の約7年間で19.9%減少し、この減少を食い止めるまでには至っていないと概説されている。

[ニュースソース]

Nature Index 2019 Japan ― Nature 2019/03/21 (accessed 2019-03-28)

日本の研究成果発表数の減少は依然続くが、国際連携が拡大 ― Nature Asia 2019/03/20 (accessed 2019-03-28)

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2018年03月29日 ネイチャー社、日本に関する補完報告書Nature Index 2018 Japanを公表