Springer Nature社は、4月3日、同社が早期に導入した論文投稿システム"In Review"の利用率が好調と発表した。
In Reviewは、BMC (BioMed Central) シリーズジャーナルへの論文の投稿、査読、編集プロセスをオープンにするプラットフォーム。BMCシリーズの4つのジャーナルに投稿した著者のうち、55%がIn Reviewを利用し、特にBMC Anesthesiologyへの投稿では64%が同プラットフォームを利用したという。
他社のプラットフォーム(20%以下)やプレプリントサーバー(業界平均2%)に比べると、In Reviewの利用率は極めて高いとしている。
[ニュースソース]
With over 50% take-up Springer Nature's new author service rolled out early after response exceeds expectations― Springer Nature 2019/04/03 (accessed 2019-04-04)
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