ジャーナルだけでなくリポジトリ、プレプリントサーバー、解析ツールにいたるまで網羅するElsevier社の無視できない存在(記事紹介)

2019年04月08日

北米・中南米

The Chronicle of Higher Educationは、4月3日、"Elsevier's Presence on Campuses Spans More Than Journals. That Has Some Scholars Worried."(試訳:ジャーナルだけにとどまらない、キャンパスにおけるElsevier社の存在。学者は困惑)と題する記事を公開した。

本記事は、ジャーナルだけでなく、Elsevier社が買収によってリポジトリ、プレプリントサーバー、解析ツールなど研究に必要なインフラやツールを所有し、しかも多くが有料サービスであることを紹介。

カリフォルニア大学がジャーナルの講読契約を打ち切っている時でも、多くの研究者が同社のインフラやツールに大きく依存している現状や、それが招く弊害なども示している。

[ニュースソース]

Elsevier's Presence on Campuses Spans More Than Journals. That Has Some Scholars Worried. ― The Chronicle of Higher Education 2019/04/03 (accessed 2019-04-04)

[小欄関連記事]

2019年03月08日 UC、Elsevier社との契約を更新せず