ISMPP、ステークホルダーらの意見を掲載した、オープンアクセスと医療系出版に関するホワイトペーパーを公開

2019年05月09日

北米・中南米

ISMPP(International Society for Medical Publication Professionals)は、5月1日、"A multistakeholder discussion on open access and medical publishing"を公開した。

これは、4月に開催された第15回ISMPP年次総会で発表されたもので、オープンアクセス(OA)と医療系出版に関する現状やステークホルダーらの意見をまとめている。

OAの選択肢(ゴールド、グリーン、ブロンズ、プラチナなど)の増加、データ再利用に関する規制や出版コストの多様化、Plan Sなど、OAと医療系出版を取り巻く環境の変化に言及。

出版コストに関わる問題や対応策、Plan SのOA義務化によって生じる効果や問題などについて、ステークホルダー(出版社、助成機関、著者、学協会、患者)の見解や意見がまとめられている。

A multistakeholder discussion on open access and medical publishing (pdf: 全24ページ)

※以上、ISMPP (accessed 2019-05-07)

[ニュースソース]

Open Access White Paper Now Available; First-Ever Released by ISMPP ― ISMPP 2019/05/01 (accessed 2019-05-07)

Open access and Plan S: what do key stakeholders think?― 2019/05/02 The Publication Plan (accessed 2019-05-07)