欧州14か国の19の研究集約型大学からなるGuild(Guild of European Research-Intensive Universities)は、5月2日、Plan S導入を考慮したオープンアクセス(OA)の提言を発表した。
Guildは、Plan Sによる意図しない結果や混乱を避ける要素として、
・助成機関、研究者、ECなどのステークホルダーが建設的な議論をできるよう、大学は早さよりも慎重かつ段階的なOA導入に携わること
・制裁ではなく行動の変化をもたらすための肯定的な対価、インセンティブに焦点を当てること
・研究の利益を最大化するような学術中心かつ持続可能なOA出版モデルをサポートすること
など5つを提言している。
[ニュースソース]
Recommendations for Open Access and the implementation of Plan S ― The Guild 2019/05/02 (accessed 2019-05-08)
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