Nature誌は、5月15日、"Indonesia tops open-access publishing charts"と題する記事を公開した。
本記事は、Nature誌と共同で行っている予備調査の結果、OA(オープンアクセス)の論文発行は、ヨーロッパではなく、東南アジア、南米が高いことを紹介。
2017年にインドネシアで出版された2万件のジャーナル記事のうち81%が無料で閲覧可能、74%がOAライセンスで公開されていることや、コロンビア、バングラデッシュ、ブラジルの著者の論文のうち60%以上が無料で閲覧できることなどを紹介している。
また、この調査で3,000以下と論文出版数は少ないがネパール、ペルー、ウガンダ、スリランカ、ケニアでも、OA割合が60%以上であること。そして政府による支援を受けた低コストのOAジャーナルやWebサイトの存在など、高いOA割合を示した背景なども示している。
[ニュースソース]
Indonesia tops open-access publishing charts ― Nature 2019/05/15 (accessed 2019-05-17)