Editage社、研究者が学術出版界に求める変化についてまとめたレポートを公開

2019年05月29日

日本

Editage社は、5月23日、レポート"WHAT CHANGES WOULD RESEARCHERS LIKE TO SEE IN ACADEMIC PUBLISHING?"を公開した。

学術コミュニケーション企業Editage社は、2018年10月に、世界の研究者7,000名を対象に学術出版に関するアンケート調査を実施し、結果を "GLOBAL SURVEY REPORT 2018"にまとめ公表している。本レポートは、上記調査のうち、「学術出版界に求める変化とはなにか」という設問の回答を分析したもの。

2,500件の回答を分析した結果、90%が出版界のシステムに変化が必要と回答した。回答から得られた対処すべき問題として、「出版遅延」「ピアレビューの品質とプロセス」「高額な出版関連コスト」「複雑なジャーナルガイドラインおよびシステム」「不十分なオープンアクセス(OA)の適用」などのトピックが抽出された。

[ニュースソース]

New report based on comments from over 2,500 global researchers captures what they want from the academic publishing industry ― editage 2019/05/23 (access 2019-05-27)​