マックスプランクデジタル図書館、ARTiFACTSと共同で、学術コミュニケーションにおけるブロックチェーンの有効性を検証すると発表

2019年06月14日

北米・中南米 ヨーロッパ

マックスプランクデジタル図書館(Max Planck Digital Library、MPDL)は、6月7日、ARTiFACTS※と共同で、学術コミュニケーションにおけるブロックチェーンの有効性を検証すると発表した。

研究プロセスにおいて、研究的知見の共有が早いほど発見性が高まることは世界的に認識されているにもかかわらず、現行のプロセスは研究成果を共有・発見するためのシステムがない。

MPDL は、ARTiFACTSと共同でbloxberg Blockchainというプラットフォーム上にブロックチェーンスマートコントラクト、分散アプリケーションを構築することで、マックスプランク協会(MPG)の研究者が作成したすべての研究成果物を素早く共有できるようにするという。

※ブロックチェーン技術を活用した学術および科学研究向けのプラットフォーム

[ニュースソース]

ARTiFACTS and Max Planck Society Partner to Expand Use of Blockchain Platform for Scholarly Communications ― MPDL 2019/06/07 (accessed 2019-06-11)

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