NISTEP、「第11回科学技術予測調査 ST Foresight 2019(速報版)」公表

2019年07月19日

日本

​科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、「第11回科学技術予測調査 ST Foresight 2019(速報版)」を公表した。

この調査は、科学技術イノベーション政策⽴案のための情報提供を⽬的に1971年から約5年ごとに実施され、本調査が11回⽬となる。本速報版は、2017年から実施した調査の検討結果をまとめたもの。

2040年をターゲットイヤーとして、まず、「社会の未来像」と「科学技術の未来像」を検討。社会の未来像は、50の未来像を4つの価値に集約。科学技術の未来像は、実現が期待される702件の科学技術トピックに対しアンケート調査(デルファイ調査)を行い、その重要度等をはかった。この2つの未来像から、科学技術の発展による社会の未来像「人間性の再興・再考による柔軟な社会」を描いている。

さらに上記702件に対し分野の枠を超えたクラスタリングとエキスパートジャッジを行い、科学技術イノベーション政策の観点から取り上げるべき科学技術領域(横断8領域と特定8領域)を抽出している。

第11回科学技術予測調査 ST Foresight 2019(速報版)(pdf:全92ページ)

未来につなぐクローズアップ科学技術領域―AI関連技術とエキスパートジャッジの組み合わせによる抽出の試み―[DISCUSSION PAPER NO.172]の公表について​(html

※以上、NISTEP (accessed 2019-07-16)

[ニュースソース]

「第​11回科学技術予測調査 ST Foresight 2019(速報版)」の公表についてー NISTEP 2019/07/12 (accessed 2019-07-16)