LIBER(欧州研究図書館協会)は、7月26日、"OA Monographs in Europe's Research Libraries:best-Practices, Opportunities & Challenges"と題する記事を公開した。
本記事は、LIBERの参加機関に対してOA(オープンアクセス)ブックに関わる活動や戦略、OAモノグラフの出版や導入に関連するベストプラクティスや機会、課題などを把握するために調査を実施し、その結果を紹介している。
回答者の80%以上はリポジトリを通じてOAブックを公開、蔵書目録やディスカバリーサービスにOAブックを登録していること、40%以上はOAブックの公開あるいは公開を計画していること、約25%は図書館予算から著者に助成していることなどを示している。
そのほかに、回答者の地域を示す図やOAブック活動に関する項目別の回答比率などを示している。
[ニュースソース]
OA Monographs in Europe's Research Libraries:best-Practices, Opportunities & Challenges ― LIBER 2019/07/26 (accessed 2019-08-06)