科学技術・学術政策研究所(NISTEP)は、8月9日、「科学技術指標2019(調査資料-283)」および「科学研究のベンチマーキング2019(調査資料-284)」を公表した。
「科学技術指標」は、5つのカテゴリー・約180の指標で主要国の科学技術活動状況を示したもの。科学技術指標2019における日本の研究開発費、研究者数、論文数、注目度の高い論文数、パテントファミリー数は昨年と同順位。しかし人口100万人当たりの博士号取得者数は、日本のみ減少傾向が続いている。
「科学研究のベンチマーキング」は、論文という指標から主要国の科学技術活動を把握できる資料。科学研究のベンチマーキング2019における日本は、注目度の高い論文数の世界ランクを維持しているが、論文数と注目度の高い論文数の世界シェアがともに低下傾向にある。また物理学、材料科学、化学の論文数も減少している。
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※以上、NISTEP (accessed 2019-08-13)
[ニュースソース]
「科学技術指標2019(調査資料-283)」及び「科学研究のベンチマーキング2019(調査資料-284)」の公表について ― NISTEP 2019/08/09 (accessed 2019-08-13)
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