Elsevier社は、8月21日、研究者の研究成果物への信頼性に関する調査レポート"TRUST IN RESEARCH"を公表した。
主な調査結果として、全回答者(3,133人)のうち62%の研究者が、研究成果物を信頼していると回答した一方で、37%が品質に疑いをもっていると回答したこと。品質に疑いをもつ理由として、結果が不十分、調査結果の誇張、情報や詳細さの欠如、不十分なピアレビューなどを挙げたことを示している。
そのほか、研究成果の市民への伝達に関して、メディア、政策討論における研究成果の誤解釈、低品質な研究の増加を問題視しているなどの回答も示している。
[ニュースソース]
Trust in Research ― Elsevier 2019/08/21 (accessed 2019-08-22)